京都旅行2022★平等院鳳凰堂 ~その参~ 2022.7.18

2022.7.18 AM9:40 宇治駅着
京都旅行最終日、夜の新幹線まで時間があるので、平等院鳳凰堂に向かいます。

円を基調とした駅舎は南海の特急ラピートのデザインも手がけた建築家、若林広幸の設計によるもので、1996年に私鉄の駅としては初めてとなるグッドデザイン賞を受賞している。

円から見える宇治の田舎風景が旅情をそそります!
★宇治橋

日本最初の元号『大化』の年、西暦646年大化2年には此の地宇治川に架かっていたと伝わる歴史ある風光明媚な橋。
(勿論、当時から現存する橋でなく何度も建替えられてます)

宇治橋の上からちょっと1枚。宇治川の水の透明度と量、気分は爽快ですが…
昔から橋と言うのは男女の縁を繋いだり切ったりの話が多く、この宇治橋にもやってはいけないことが、つまり恋人と渡るべからずと○○物語に残っています。
自分を捨てて他の女を選んだ男を恨む余りに、貴船に7日間こもり大明神に"私を鬼に変えて下さいと懇願"
すると大明神は"本当に鬼になりたいのなら、姿を鬼に変えて宇治川に21日間浸かりなさい"
女性は髪を5本に分けて角(つの)を作り、全身を赤く塗り、頭に鉄の輪、くちに松明(たいまつ)を咥え21日。
女性は生きながらして鬼となり、自分を裏切った男、そして付き合っている女性迄も殺してしまうんだな。
やがてこの話は"丑の刻の参り"のルーツとなる。
その昔には結婚を控えた男女や恋人は、わざわざ遠回りしてこの橋を避けたらしい。
橋の途中に「三の間」という場所が有る。
ここにあった橋姫神社、直ぐ近くに引っ越しして、今は悪縁を断つ神社となってます。
帰る(来る)時には一寸寄ってお参りするが良いかもしれません。
★宇治駅(阪急宇治線) & 宇治橋
★紫式部像(978~1016?)

再来年(2024年)、NHK大河ドラマで放映予定の「紫式部(吉高由里子)」の像がありました。
紫式部は『源氏物語』54帖の作者として知られている女流文学者。
ここ宇治川一帯に華やかな貴族文化の花が開いた王朝時代に登場した才女とは知られていても、その生涯には謎が多く、生・没年さえ正確にはわかっていない。
999年頃…藤原宣孝と結ばれたが、宣孝の死後は寡婦生活の日々を送り、『源氏物語』の執筆はこの頃から始められたらしい。
やがて今をときめく左大臣藤原道長から、一条天皇の中宮になった娘の彰子の女房として仕えるようにと召し出され、宮仕えの身となる。
『源氏物語』が当時の宮廷社会の実情をリアルに描写し、因果応報の人生観を有する人間性を追求した長編にまとめられているのは、紫式部自身の境遇だと思われる。
★平等院鳳凰堂

世界遺産を600円(2022年現在)で拝観できるのは、まさに驚愕❗️
10円玉の裏にある平等院鳳凰堂。
1万円札にも鳳凰。意外と知られていない。
◆1994年世界文化遺産「古都京都の文化財」
元は藤原道長の別荘を息子/関白藤原頼通が1052年寺院に改築創建、1053年阿弥陀如来を安置し阿弥陀堂建立、 現在の「鳳凰堂」❗️

◆国宝「鳳凰堂」
凄く優美で、平安時代からの現存、時代の紆余曲折、戦国時代の風雲急を告げる中を乗り越えて、落雷や自然災害にも負けず、現存しています。
西方極楽浄土を求め建立、周辺の庭園も借景庭園、池に映る逆さ鳳凰堂、緑に映える朱色の鳳凰堂、中堂から左右に広がる翼廊、背後に伸びる尾廊、こんな素敵な建物を平安時代に建造したとは、凄いセンスと技術、唯々感激しました❗️

◆鳳翔館
平等院の宝物を展示する博物館、鳳凰や雲中供養菩薩像26躯、梵鐘、十一面観音菩薩立像など国宝や重要文化財の数々を間近に拝見できるのは大変貴重です❗️
◆鐘楼

平等院の鐘は「姿(形)の平等院」として日本3銘鐘の1つにあげられます。
鐘身に施された装飾が美しい事で有名。
当梵鐘は昭和47年、寸分違わぬ姿で復元された二代目。
◆平等院茶房 -藤花-

平等院内のこちらの茶房は宇治にあるだけあってお茶にとてもこだわっており、単なる休憩施設として使うのではなく、純粋にお茶を楽しむところとして伺いたい場所です。
特にここでは平等院ブレンドという宇治茶がありこれはおいしいです。
メニューは宇治抹茶、玉露、煎茶の温冷があります。きれいな庭を愛でながら美味しいお茶をいただけます。
★平等院鳳凰堂(←URLリンク)
平等院から宇治川の中洲である塔の島に渡ることができます。
来た道とは違う道で駅方面に戻ることにします。
★塔の島

宇治公園中の島上流側に位置するのがこの塔の島です。
圧倒される程大きい“十三重の石塔”(重要文化財)が聳え立っています。

雰囲気抜群で鵜飼の鵜も見ることが出来ます。
こんなに間近で見るのは初めてのことで…鵜飼船にも一度乗ってみたいです。
★通圓(つうえん)

通圓は1160年創業(平安時代)の茶商です。
代々宇治橋の橋守を務めた家系で当代で24代、吉川英治の小説「宮本武蔵」にも登場する超が付く老舗です。
また、「通圓」は狂言の題目にもなっています。
橋を往来する人々にお茶を出し、橋の長久祈願と旅人の無病息災を願って、今や862年の月日が経ちました。(2022年現在)
足利義政、豊臣秀吉、徳川家康を始めとした諸大名の他、伊藤博文、大正皇后もこの店でお茶を召したことが記録に残っています。
店はお茶の販売スペースと茶房で構成され、第7代通圓と親交のあった一休和尚の手とされる初代通圓の木造や、400年から500年前に作られた茶壺などがあります。

お昼ごはんに「茶そば」を注文しました。
下の茶団子は、1本70円になります!
メニューにはのっていないのですが…注文すればお皿で持ってきてもらえます!

■上抹茶とお菓子 860円
■抹茶とお菓子 700円
■玉露ふじつぼとお菓子 860円
■煎茶あおいとお菓子 750円
上記メニューのお菓子は、茶団子、もなか、ようかん、抹茶パウンドケーキ、抹茶あんぱん、煎茶大福パンから選べます。
■さわらびセット 950円
■抹茶パフェ 880円
■抹茶サンデー 850円
■ほうじ茶サンデー 850円
■ぜんざい 750円
■冷やしぜんざい 750円
■アフォガート(抹茶/ほうじ茶) 850円
その他、抹茶フロート、宇治金時ソフトクリーム、
茶そば、抹茶ミルク、ほうじ茶ミルクなどがありました。
★通圓(つうえん)
★京都旅行2022
●京都祇園祭前祭2022旅行 ~その壱~ 2022.7.16
●京都祇園祭前祭2022旅行 ~その弐~ 2022.7.16-17
●京都旅行2022★平等院鳳凰堂 ~その参~ 2022.7.18
●京都旅行2022★寺田屋 in 伏見 ~その肆~ 2022.7.18
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